13.その他の設定 (ntp、acpi, mrtg, lm_sensors) |
必要パッケージのインストール
mrtg (3) net-snmp (1) net-snmp-utils (3)
# /usr/bin/yum install mrtg net-snmp net-snmp-utils
ntpの設定
ntpはコンピュータの内部時間を補正するためのものです
1.設定ファイル
このファイルを/etc/ntp.confとして保存します
2.ntpdの起動、ブート時の自動起動設定
# /sbin/service ntpd start
# /sbin/chkconfig ntpd on
acpi
設定できる内容を知りませんが、デフォルトで「電源ボタンを押すとshutdownを始めます」
BIOSで、電源OFFは「ボタン長押し」に設定していないと意味なしです
MRTGの設定
1.MRTGではデータの取得にsnmpを使用しますので、先ずsnmpdの設定を実施後、起動します
このファイルを/etc/snmp/snmpd.confとして保存します
2.snmpdの起動、ブート時の自動起動設定
# /sbin/service snmpd start
# /sbin/chkconfig snmpd on
3.MRTGのコンフィグファイルを作成します
# cd /etc/mrtg
# /usr/bin/cfgmaker --global "iconDir: ../" --global
"WorkDir: /var/www/mrtg" --global "Options[_]: growright,
bits" --community=AtHome --ifref descr localhost > mrtg.cfg
pppインターフェースは通信速度を取得できないため、このままではデータの収集ができません
このため、mrtg.cfgファイルを編集してppp0インターフェースのデータ収集を可能にします
編集内容
Target[localhost_ppp0]の行から下14行の行頭にある"#
"(#とスペース)を削除
SetEnv[localhost_ppp0]の行のIPアドレスを削除(MRTG_INT_IP="")
MaxBytes[localhost_ppp0]の行の値をADSLの最大速度を「バイト/秒」の値にして記入
例) 12Mbps ⇒ 1500000、 8Mbps ⇒ 1000000
#
# /usr/bin/mrtg mrtg.cfg
↑このコマンドを3回実行してエラーが出なくなればOKです
4.家庭内LANからMRTGグラフを参照できるようにHTTPDの設定を変更します
/etc/httpd/conf.d/mrtg.confファイルの11行目の行末に '192.168.1'
を追加
# vi /etc/httpd/conf.d/mrtg.conf
:
5.MRTG用のindex.htmlの作成
# cd /var/www/mrtg
# /usr/bin/indexmaker --column=1 > index.html
6.httpdの起動、ブート時の自動起動設定
# /sbin/service httpd start
# /sbin/chkconfig httpd on
lm_sensors
lm_sensorsで温度、ファン速度、電源電圧等の情報を入手できるのは「メジャーなチップセット」を使用している場合です
マイナーなチップセットを使用している場合には諦めてください (^_^;
1.lm_sensorsのRPMパッケージをインストールします
# yum install lm_sensors
2.sensors-detectを使用して設定方法を知る
# sensors-detect
後は言われるがまま に進んでください (^_^;