14.Fedora Coreのソフトウェア管理について
Fedora CoreではRedHat Linux同様ソフトウェア管理にはパッケージという単位で管理します
これにより、WWWサーバソフトをインストールする場合には
httpd-2.0.40-11.3.i386.rpm
ファイルを入手してこのパッケージをインストールすることになります(インストールコマンドは後述)
ここで上記ファイルを検索していると似たような名前のファイルを見つけることが出来るでしょう
httpd-manual-2.0.40-11.3
httpd-devel-2.0.40-11.3
です。これらは、サーバとして動作させる上では不要ですが関連する情報が入っているパッケージです
各種ソフトウェアはバグや機能向上の目的でバージョンアップされます。
この場合、Fedora Coreでは新バージョンのソフトウェアパッケージをインストールすることによりバージョンアップします。
この場合、設定ファイルがある場合には旧設定ファイルが*.rpmsaveという名前で保存されるか新設定ファイルが*.rpmnewという名前で作成されます
*.rpmnewや*.rpmsaveが作成された場合にはdiffコマンド等で比較した上でなるべく新設定ファイルを基にした設定ファイルを作成することをお奨めします
Fedora Coreのパッケージ管理用コマンドはRedHat Linux同様 rpm コマンドです
名前の由来はRedHat Package Managerかな?
よく使うオプションは以下の通りです
rpm -Uvh (パッケージファイル名) --- パッケージのインストール
rpm -Fvh (パッケージファイル名) --- パッケージのバージョンアップ
rpm -e (パッケージ名) ----------- パッケージの消去
ここでパッケージファイル名とは、httpd-2.0.40-11.3.i386.rpm で、パッケージ名は httpd-2.0.40-11.3 です
ソフトウェアのバグ情報や最新パッケージ情報は
FedoraNEWS
参照してください
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