12.WWWページを公開しよう
(Dynamic DNSの設定)

必要なパッケージのインストール (changeip.comサービスの場合)
 lynx indexhtml ダイナミックDNSクライアンとの実行時に使用します
  インターネットに接続した状態で
   # /usr/bin/yum install lynx indexhtml
  または、1枚目のCDを入れて
  # rpm -Uvh lynx-2.8.5-13.i386.rpm indexhtml-1-2.noarch.rpm

Dynamic DNSの設定
  私はchangeip.comサービスの無料DNSサービスを使用していますので、この場合の設定方法を記述します
   (他のサービスを使用される場合には各サービスの使用法に従ってください)
  1. このページからユーザ登録&ドメイン名の取得します
  2. このページからDDNSクライアントを入手します
     Unix Script written by Eric Ste-Marie (December 11th, 2000)
  3.PPPoEでは一度セッションが切れるて再接続した場合にはIPアドレスが変更されます
    このため、私はDDNSクライアントを一部変更して定期的に実行するようにしました
    変更点は
      ・ IPアドレスが変更された場合のみ、サーバへ新IPアドレスを通知する
      ・ IPアドレスが変更された場合には、ntpdを再起動する
      ・ IPアドレスが変更された場合には、upnpdを再起動する

    私が使用しているスクリプトはこちら(ファイル名:/usr/local/sbin/dnsupdate)です
     1で取得したユーザ名、パスワードをdnsupdateファイルに記述します
  4.3で取得したファイルに1で取得した自分のユーザ名、パスワードを記述します
    dnsupdateファイルはユーザ名、パスワードを記述しているので一般ユーザに内容を見せないようにします
    # chmod 600 /usr/local/sbin/dnsupdate
  5.上記dnsupdateスクリプトのログファイルを置くディレクトリを作成します
    # /bin/mkdir /var/log/changeip
    # /bin/chmod 550 /var/log/changeip
    # /bin/chown root:root /var/log/changeip
  6.上記スクリプトをcronにより定期的に実行するために/etc/cron.dディレクトリにファイルを作成します
    # echo '* * * * * /usr/local/sbin/dnsupdate > /dev/null 2>&1' > /etc/cron.d/dnsupdate

httpdデーモンの起動
  MRTG設定の項目でhttpdは起動しましたのでこれ以上何もすることはありませんが、
  MRTG設定項目を読み飛ばした場合には以下のコマンドでhttpdの起動、およびサーバ起動時にhttpdを自動起動させます
    # /sbin/service httpd start
    # /sbin/chkconfig httpd on

  ちなみに、WWWページを置くディレクトリは /var/www/html です


次へ