|
5.PPPoEの設定をして
インターネットに接続しよう!
(フレッツADSL編)
|
|
現在、日本でのADSLサービスで使用されているpppプロトコルにはpppoEとpppoAの2種類あります。
pppoAはADSLルータを使用して接続する為にサーバ側でpppを認識する必要はありません。
(ルータでNAT等を実行して、サーバはルータのLAN側のプライベート・アドレス空間を使用します。)
ここでは、pppoE(主にフレッツADSLで使用)を使用したADSL接続方法について示します。
また、pppoE用のソフトウェアとしてrp−pppoeを使用します
- rp-pppoeがインストールされている事を確認します
# rpm -qa | grep pppoe
rp-pppoe-3.5-8
もしも、インストールされていない場合にはインストールしてください (# rpm
-Uvh rp-pppoe3.5-8.i386.rpm)
- ADSL接続の為の設定を実施します
# /usr/sbin/adsl-setup
Device: ppp
LOGIN: (ADSL接続用ユーザ名を指定:ISPより指定されたもの)
INTERFACE: eth0 (ADSLモデムが接続されているイーサネットインターフェース名)
Enter the demand value: no (常時接続の場合にはnoと入力)
Enter the DNS information here: server
PASSWORD: (ADSL接続用のパスワードを入力:ISPより指定されたもの)
USERCTRL: yes
firewall choice: 0
start at boot time: yes
Accept these settings and adjust configuration files (y/n)? y
- ADSL接続します
# /usr/sbin/adsl-start
- ログファイルよりADSL接続を確認します
# tail -20 /var/log/messages
pppd 2.4.1 started by root, uid 0
Using interface ppp0
Connect: ppp0 <--> /dev/pts/0
PPP session is 14827
Remote message: CHAP authentication success, unit 95
local IP address 61.203.130.65
remote IP address 61.203.130.1
primary DNS address 61.125.128.10
secondary DNS address 61.125.128.11
ppp用仮想インターフェースを確認します
# ifconfig ppp0
ppp0 Link encap:Point-to-Point Protocol
inet addr:61.203.132.163 P-t-P:61.203.132.1 Mask:255.255.255.255
UP POINTOPOINT RUNNING NOARP MULTICAST MTU:1492 Metric:1
RX packets:26 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
TX packets:29 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
collisions:0 txqueuelen:3
RX bytes:1918 (1.8 Kb) TX bytes:1795 (1.7 Kb)
- pppの設定ファイルは /etc/ppp に置かれています。
また、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ppp* にも書かれていますので必要なときには修正してください
次へ